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債務整理とは

ここ数年、テレビCMでも「利息が取り戻せます!」「過払い金請求はお早めに!」というCMをよく見かけました。

過払い金請求も「債務整理」の中の手段のひとつで、過去に借金をして返済が終わっている人でも「払いすぎた利息を取り戻せる」という方法。借金の時効は最終取引日(通常、完済日)から10年間ですから、10年を越えてしますと(返済から)、過払い請求は出来なくなってしまいます。 

そういった意味で2015年以降は過払い金請求に関しては、そろそろ手続きや問いあわせをしておかないと損かもしれません。 特にキャッシングや商品者金融などで過去にお金を借りた経験がある人は、ダメもとでもいいので法律事務所に相談すれば可能性や金額を教えてくれます。

クレジットカードでも過払い金の可能性はある?
クレジットカードには、『ショッピング枠』と『キヤッシング枠』の2種 類の機能があります。通常の買い物などでカードを使う場合は『ショッピング枠』です。こちらの利用(通常の買い物など)の場合は過払い金は発生しませんが、お金を借りる 『キャッシング]では過払い金が発生する可能性があります。 『キャッシング』では利息制限法で定められている上限金利を上回る 金利でお金を借りていた場合で、払い過ぎていた利息を元本に充当し、 それでも余りが出れば過払い金が発生します。

債務整理は簡単に出来るようになった!

債務整理とは、借金で苦しんでいる方が、収支のバランスが取れた 無理のない生活が送れるように借金を見直し、借金問題を解決する方 法です。

多くの人は自己破産という方法しか知らないかもしれませんが、自己破産は債務整理の中でも最後のカード。実は借金自体を少なくしたり、協議して返済額を半額以下にしたりなど、債務整理にはいくつかの種類があり、借金金額や内容によってピッタリの方法がかならず見つかります。

債務整理には『任意整理』『特定調停』『個人再生』『自己破産』の方 法があります。 債務整理を行うと、借金が減額されたり、将来の金利が0%になっ たり、借金の支払い義務が免除されたりします。 ケースによっては、『過払い金返還請求』を行い、払い過ぎた利息を 取り戻すことができます。

借金返済や上手な返し方の前に

借金自体を見つめなおすのが借金返済計画を立てるメリットの1つ。
まずは、毎月の収入と支出を紙に書き出してみましょう。

支出については、現在の借り入れに対して、どれくらいの金利で、 いくらの支払いをしているかも書き出してみましょう。 紙に書き出すことで、毎月の収入と支出を客観的に知ることができ ます。 支出と収入のバランスを明確にすることで、弁護士さんや相談所に無料相談する場合に「どんな方法が最適で、どれくらい減らせるか?」のアドバイスを受けることが可能です。

自分自身で、借金の状況や収入状況を客観的に知ることができた収入と支出から『支出を減らせる』 あるいは『収入を増やせる』ところがないか考えてみましょう。

具体的には『毎月の支出(生活費や食費など)を工夫して減らす』、『バイトやパートなどをして毎月の収入を増やす』方法が考えられます。 このような見直しをしても、ご自身でどうしてよいかわからない場 合は、『専門家に債務整理を依頼する方法』もひとつの解決策です。